東京都日野市で毎年行われている「ひの新選組祭り」が2019年5月11(土)、12(日)に開催された。
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今年は土方歳三没後150年ということもあって、盛大な盛り上がりをみせた。
この祭りの最大のイベントは二日目に行われる新選組パレードだ。
新選組の局長は近藤勇だが、副長の土方歳三がここ日野の生まれということもあって、新選組祭りの主人公は鬼の副長と呼ばれた土方歳三だ。
パレードでは新選組の編成通り、土方、近藤を先頭に1番隊から10番隊まで新選組の衣装を着た隊士が車道を練り歩く。
面白いのは、各隊の組頭を一般の公募から選ぶ趣向をとっているところだ。
パレード前日の土曜日に全国から応募してきた希望者を集めて選考会を開く。
題して「新選組隊士コンテスト」という。
このコンテストも公開される。
予選会では、応募者のパフォーマンスが舞台で繰り広げられる。
これがまた面白い。

素人ならではの、洗練されていない、芸にもならないところが新鮮でいい。
宴会の余興のようなノリでしらふの人々が繰り広げるパフォーマンスは一見の価値がある。
残念ながら土曜日は仕事があって、見ることができなかった。
去年の様子をユーチューブで見つけたので貼っておきます。
そうして、迎えた本番5月12日(日)のパレードでは、コンテストで選ばれた一般参加の人たちが、土方歳三や斎藤一など、なりたかった憧れの隊士に扮することができて、みな晴れやかな表情でパレードに臨んでいた。

今年のミスター土方に選ばれたのは大阪府の三宅ひとみさん。
この方は去年も土方歳三希望で募集してきて、惜しくも選に漏れた。
今年、念願の土方役を射止めて満足今年、念願の土方役を射止めて満足感が満面に表れていた。
隊士募集の中でも毎年一番の人気は謎の美少年剣士で1番隊の組頭沖田総司だ。

今年の沖田総司に扮するのは兵庫県のいずみまなさん。
なぜか隊士は女性が多い。

新選組のファンと思しき、あの衣装を着て来場しているお客さんも若い女性の姿が目立った。
さて、今年の隊士で一番趣向が凝らされていたのは、井上源三郎率いる六番隊だ。

隊士は刀の代わりにシャボン玉の剣を抜いて、会場いっぱいに夢の玉が舞った。
この井上源三郎のこの井上源三郎の生家も日野にあり、子孫の方によって資料館が整備されている。


松平容保役で参加されました。後に従う白虎隊に扮するのは地元の中学生。
ともあれ、動画を撮りましたので、パレードの雰囲気はユーチューブでお楽しみください。

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