この「大和寿司」が入る青果棟(5街区)の存在は一般にはあまり知られていず、穴場。
だから、「寿司大」と比べれば、かなりすいている。
あまり並ばずに、すんなり入りやすい。

上の地図は東京都中央卸売市場のサイトから転載しました。
地図_大和寿司-1024x409.jpg)
営業時間 | 5:30~13:30 |
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定休日 | 日曜日・祝日、不定休あり |
ところが、土曜日はさすがに例外。先日の土曜日の昼時に「大和寿司(だいわずし)」を覗いてみると大行列をつくっていた。
その日は断念。日を改めて、ウィークデーの月曜日に来店。

時間は午前11時ごろ。
行列は10人ほど。
これなら待てる。

待つこと30分ぐらいで順番がきた。
ちなみに、豊洲市場の飲食店はランチタイムの終わりが早い。
「大和寿司」のお店の方に確認したところ、タネ切れで受け付け終了となるのが
ウィークデーなら午後1時ごろ。土曜日は午前12時台で終了となる日もあるとのこと。
豊洲市場にお出かけの際は早めに家を出るようにしてください。
注文は、おまかせセット「 握り7貫+巻物1本+お味噌汁」(4,000円)。
初めに書いておきますが、「異論あり」をタイトルに臭わせて書いたのは、まずいからではありません。理由はおいおい書かせてもらいます。
今回は提供された順に寿司ネタの簡単な食レポを書きます。
まずは「スミイカ」と「インドマグロ」。

「寿司大」は1カンずつでしたが、「大和寿司」では2カンずつ出されます。
もうすでにこの写真から素材の良さが伝わってくるでしょう。
タネはやや小ぶりですが、質は抜群ですね。インドマグロは、よく脂がのっていて、身に弾力があります。
スミイカは普通かな。北海道は函館で食べたイカが頭にあるから、たとえ豊洲市場でも、普通の感想。生意気言ってすいません。

写真を撮影しているそばから、どんどんお寿司が出てきます。食べる暇がない。
ウニは前回も書いたけれど、ふだん食べないので、比較の対象がなく、書けません。まあ、美味しいかな。
タマゴも水準級で、とくになし。

ウニの味は「書けません」と言ったばかりで怒られそうですけれど、こうして後から写真で拡大してみると、美味しそうですね。また食べたくなります。

巻物はイクラ巻が出てきたので、少し驚いた。
軍艦で食べなれたイクラ。
こうして巻物にしたほうが案外美味しいかも。

続いて、ボタンエビと中トロ。写真のピントが合っていなくてすいません。
ボタンエビもいつもの身がプリプリしたあの味と歯ごたえ。中トロはさすがにいいものを使っています。
ここは、マグロは美味いですね。

このカンパチとアナゴでラストです。
カンパチの旬は夏だそうです。あまりインパクトはなかったかな。
アナゴも普通。
これで終わりなのは、何かとても物足りない気がしたので、追加でブリとツブを頼んだのだけれど、両方ともない、と言われた。あらま。
仕方ないのでホッキガイを注文した。

このホッキもいつものやつですね。
「寿司大」で「まだ生きてます」と板前さんから言われて提供されたものは、インパクト大だったけれど、こちらは水準レベル。
で、冒頭の異論なのだけれど、「おまかせセット」を頼んだのが失敗だった。
提供されるペースが早い。
「寿司大」でも「おまかせ」を頼んだけれど、あちらは1時間かけて解説を加えながら、ゆっくりと食べることができた。
コース料理は洋食もそうだけれど、ゆったりと贅沢な時間を過ごすことも料金に含まれている。
それが、どんどん出されて、目の前がお寿司でいっぱいになる。
せかされているようで、落ち着いて食べられなかった。
こちらが写真撮りながらチンタラしているのが悪いのだけれど。
理由は板前さんの数。「寿司大」は2人で握っているのに対して、「大和寿司」は3倍の6人で回している。
それから、「寿司大」は総入れ替え制を取っているけれど、「大和寿司」は食べ終えた客から退店する仕組み。
システムが違うから、一概に悪くは書けないのだけれど。

寿司屋のトウシロの私が悪うございました。
次回は「おまかせ」ではなく、自分のお好みで注文しよう。
そうすれば、自分のペースで食べられる。
いろいろ勉強になった日でした。
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