前回、予告した通り、今回は生物の擬態(ぎたい)の中でもトップにあたるレベル1.の擬態を紹介します。
サンシャイン水族館の擬態ランクでは「神」に評価される生物、それは何か。
まずは、写真から紹介しましょう。

何も説明を受けずに、いきなりこの写真を見せられても、ただ2本の木の枝が映っているとしか見えませんよね。
擬態(ぎたい)の話をさんざん聞かされたあとだから、みなさんの中にはすでにお気づきの方も多くいらっしゃるかと思います。
上の写真を見ただけではまだわからない方には、ヒントを上げます。
交差した右の枝に注目してください。
不自然な突起があるのに気づかれるでしょう。
ここにハ虫類の生物が潜んでいます。
正解はここです👇。

これはヘラオヤモリの仲間です。
色は完全に木に同化しています。
頭部は木のこぶに似せていますね。
拡大写真です👇。

見事としかいいようがありません。
じっと動かずにエサとなる昆虫が来るのを待っているのでしょう。
それにしても、みじろぎ1つせずに同じ姿勢でいるのも疲れますね。
「疲れる」なんて言ってすいません。
これは横着者のニンゲンの感想で、生きものたちは、その日の糧(かて)を得るためには、ガマン強くなければなりません。
忍耐がなければ生きてゆけません。
☟ランキングクリックをよろしくお願いします。
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。