(1)陸地なのに船でしか行けない集落が日本にある
いわゆる「陸の孤島」というやつです。
でも、なんで行けないの?
それは道路がないから。
まず、地図をみてください。
県道215線が北北東に延びていますが、途中で途切れています。
これは、ジャングルに阻まれて、道がそれ以上造られていないのです。
なぜか?
予算の関係からか、自然保護のためか。
おそらく、船浮の人たちは船を足に使っているので、道路がなくても生活の不便を感じないというのが、大方の予想です。
今回の旅はこの船浮を目指します。
目的は2つ。
ここに謎の洞窟があるという話を耳にしたからです。
この洞窟探検がまず1つ目。
もう一つは、猪カレーなるものを提供しているカフェで優雅にランチを、と考えての船浮行です。
(2)船浮への行き方
まず、バスで終点の白浜まで出ます。
西表島交通の緑のバスで向かいます。


ここ終着の白浜は日本最西端のバス停なんだそうです。
特別の感慨は湧きませんが、なんだかずいぶん最果てに来てしまったという、うらぶれた都落ちのような感興です。
こういうの、あんまり嫌いじゃない。
そして、ここからさらに船に乗って、なんだかよくわからない集落へ向かう。
わびしさよりも、未知の世界に対するワクワク感のほうが強いですね。
【陸地なのに船でしか行けない謎の集落】西表島船浮へ行く(第1回)終わり
【最凶洞窟の先には……】西表島船浮へ行く(第2回)に続く
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