国立nonowaのwest館の桔梗屋黒蜜庵に前から気になっていたアイスがあります。
その名も「信玄餅アイス」。
信玄餅は、山梨県笛吹(うすい)市にある菓子店桔梗屋の銘菓で、お餅にきな粉がまぶしてあって、甘い黒蜜をかけて食べる、くず餅みたいなお菓子です。
誰でも一度は食べたことがある有名なお菓子かと思います。
この信玄餅がアイスになった。 いったい、どんな味なんだろう。 そうした興味本位で買って食べました。 税込345円也。
まず、パッケージが桜の花びらをあしらった和風のデザインで女性の目を意識した美しい赤の花模様が心をくすぐります。 蓋を開けて、表面全体を一面に氷のようにお餅が張ってあります。
量が多いのが嬉しい。 蓋にお餅増量と書いてありましたね。 そして、きな粉にアイス。 案外、相性が合います。 きな粉だけだと飽きてしまうのですが、食べ進めるとアイスの中からトローリと黒蜜が顔を覗かせます。 石垣島で食べたかき氷もきな粉に黒蜜でした。 この組み合わせは、アイスデザートの鉄板と言っていい。
これがまた、濃厚で甘くて美味しい。 きな粉の甘さに黒蜜の甘味のダブルパンチなのですが、相乗効果で味のハーモニーを醸し出します。 これは、ハッキリ言ってうまい! 値段も信玄餅とアイスを両方食べれば500円ぐらいしそうですが、その2つが アイスのカップに合体して345円というのは、お手頃価格です。 私は観光地で500円近くする美味くもないアイスを食べてきたから、リーズナブルといってよい。 これは、みなさんにお勧めできます。 少し大きな駅のステーションビルに行けば手に入る品物だと思いますので、騙されたと思って一度ご賞味ください。 ちなみに、このプレミアム桔梗信玄餅アイスですが、2016年ご当地アイスグランプリの最高金賞を受賞しています。 なるほど、納得のいく味です。

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