「海のオーケストラ号」の航海はそれからも続き、ムーミンパパは思った。
「私はまだ誰もやっていない新しいことがやりたいなあ。」

それは何か?
答えはこちら☟。

空を飛ぶ船だ。
みなさん、宇宙戦艦ヤマトじゃないですよ。
こちらのほうが先。
松本零士がムーミンパパのアイディアを盗んだのですから(笑)

新しい冒険のムーミンパパの頭は期待ではち切れそうだった。
いよいよ出発だ。
ここで、後半の山場にさしかかります。

天井から実物が登場。
これは飛行機ではありません。
左下に錨(いかり)が見えますね。
これは船なんです。
飛行機に改造された「海のオーケストラ号」は、もっと飛び続けたいというムーミンパパの願望とは裏腹に、船長のフレデリクソンは船を海中に突入させたのだ。

船はどんどん沈んでゆきます。
何か悪い予感がします。

海底から何かがやってきます。
「何か」とは?
正面から顔が見えてきました。

そうです。サメです。
どんどんこちらに向かってきます。
絶体絶命のピンチです。
ぶつかる!
そう思った瞬間。
助っ人が現れました。

この目が助っ人です。正体は何だと思いますか?

そう。あの恐竜エドワードがサメを追い払い、ピンチを救ってくれたのです。

凶暴なサメがいなくなり、海底に平和が戻りました。

海底でいろいろな魚が泳ぎまわっていて、とてもファンタスティックです。
私はこのシーンが一番好きです。

ムーミンパパのお話はこれでおしまいです。
その後、パパはママと出会って結婚し、幸せな家庭を築き、日常の平穏な生活に埋もれてしまいます。
パパは冒険に対する関心がしだいに薄れるのですが。

パパの話を聞いたムーミンはにわかに冒険熱におかされます。
パパの情熱はムーミンに受け継がれてゆくのでした。
いよいよフィナーレに近づいてきました。
キャストが全員登場します。

さあ、みんなを乗せて「海のオーケストラ号」は新しい冒険に旅立ちます。


観客たちも乗せて、「海のオーケストラ号」は今日もどこかの空を飛んでいることでしょう。

おしまい。

ここからは、「海のオーケストラ号」の感想です。
わずか10分間の短い時間の中で、山場を2つ設けて、コンパクトにうまくストーリーをまとめています。
何より4Dの技術により、リアルで臨場感あふれる内容となっています。
映像美は詩的ですらあります。
このブログの二次元の画面では、「海のオーケストラ号」の迫力と素晴らしさの一万分の一も伝えられなかったかと思います。
みなさん、ぜひ現地で鑑賞してみてください。
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