豊洲市場の水産仲卸売場棟(6街区)の3階は激混みエリアです。
特に人気を二分するのが、「寿司大」と海鮮丼の「大江戸」。
「寿司大」は待ち時間はゆうに2時間前後になるときがありますが、椅子を出してくれていて、仲間とのおしゃべりや読書で時間をつぶせます。
「大江戸」は長い立ち行列が二重、三重にとぐろを巻いています。ここは席数が少ないことも行列の理由になっています。
人気店に突するには、朝イチ作戦を敢行するしかない。
そう思い立って、朝5時の始発に乗って家を出て、豊洲市場には6時半頃着きました。

上の地図は東京都中央卸売市場のサイトから転載しました。

大江戸・データ
営業時間 | 6:30~15:30 |
---|---|
定休日 | 日曜日・祝日・市場が休みの日 |
「寿司大」はそれでも行列を作っている(笑)。

「大江戸」は行列ゼロで空席もあります。
さっそく、メニュー選びですが、この店、海鮮丼の種類がハンパない。

どれにしようか迷うところですが、食べるものはすでに決めてきました。
写真では切れていますが、「寒ブリ入荷」とあります。
メニューでは、「はまち8点丼」とあるものが、いまの時期は「ぶり8点丼」になります。
これを注文。3600円。
ハマチとブリの違いは、大きさ(魚齢)の違いです。ハマチとブリは同じ魚で、一般的には80センチ以上のものをブリと呼んでいる。 それより小さいものは、関東では20センチ程度までの魚をワカシ、40センチ程度までの魚はイナダ、60センチ程度までをワラサと呼び、関東以外の一部地域では、40センチ程度までのものをハマチと呼ぶんだそうだ。あー、面倒くさい。
つまり、関東では、ワカシ⇒イナダ⇒ブリ。
関東以外では、ハマチ⇒ブリ。
こういうことになる。
出世魚ですね。
人間の場合は、係長⇒課長⇒部長ときて、いきなりヒラとか降格人事がある。
あー魚になりてー。って、大きくなるのを待って食われちゃうけど。
能書きが多すぎました。
さあ、注文して5分ぐらいで着丼。

カラフル、カラフル。
人も料理も見た目が大切。
上から時計回りに、ボタンエビ、カニの爪、たまご、ホタテ、ブリ、マグロ、イカ。そして中央にウニとイクラ。
たまごを入れて9品。刺身が8点乗っています。
豪華です。

ほかに味噌汁がつきます。
お姉さんに食べ方を教えてもらいました。
左のワサビと下に隠れている大根おろしを左の小さい容器に入れて、しょうゆと混ぜて丼の上にかけるんだそうです。
私は、容器に入れるも、かけずに刺身のように付けながらいただきました。
すいません。教えていただいたのに。
まず、ブリから。
新鮮でクセがなくて美味しい。
脂ののりは、先日「寿司大」で食べたブリのほうが数段上かな。
こちらのブリはさっぱりしていました。
ブリももう旬の終わりで、時期や産地によって味が違うのは当然でしょう。
8点の中で、特にこれと激賞するものはありませんでしたが、どのネタも水準級の味です。
見た目と種類の豊富さで楽しむことができました。

ご飯がネタに隠れて見えませんが、少量でした。女性でちょうどいいくらいの分量かな。
ごちそうさまでした。
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