不整脈で悩んでいる自分/その②【突然死】病院で医師に言われた一言

不整脈で悩んでいる自分/その②【突然死】病院で医師に言われた一言

(3)診察の結果、不整脈と判明

心臓の不調は去年から続いていたけれど、ウィークデーも仕事が途切れなく入っていて、なかなか病院に行く機会のないまま、年が明けた。

2月になって少し時間ができたので思い切って受診することにした。

地域の拠点病院のA病院に電話をし、循環器内科を予約しようとした。けれど、診療所などの紹介状がなけれができないという。さらに、紹介状があれば初診料は免除されるが、ないと5400円徴収されるという。

心臓の病気はいつなんどき状態が悪化するとも限らない。手遅れになっては大変で緊急を要すると思い、診療所を通さず、初診料を払っても直接、A病院で診てもらうことにした。

でも、心臓の専門医のいる循環器内科はダメで、内科に予約を取ってもらった。

次の日、朝イチで病院に行き、診察室に入った。

医師は症状を書いた紙を見ながら私の胸に聴診器を充てる。

「いま、(脈が)飛びました。わかりましたか?」と聞かれた。

自分では自覚はない。

その場で不整脈と診断された。

不整脈とは、MEDICAL NOTE によれば、以下のような症状です。

https://medicalnote.jp/diseases/不整脈?utm_campaign=%E4%B8%8D%E6%95%B4%E8%84%88&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo


「心臓の脈拍が正常とは異なるタイミングで起きるようになった状態のことです。不整脈には、脈が速くなる「頻脈」、脈が遅くなる「徐脈」、予定されていないタイミングで脈が生じる「期外収縮」があります。」

私の場合は、心拍数が上がって、脈が飛んで不規則になる。

原因は何か尋ねると、さまざまで、いまはわからないという。

悪い病気だったら困る、と言うと。


「去年の11月から症状が出ているので、もしそうなら、突然死していてあなたは、いま、ここにいない。」

不整脈は場合によっては突然死するという。

原因がわからなければ対策が立てられないから、検査をお願いした。

血液検査、尿検査、レントゲン、心電図で、結果が出るまで1時間半かかるという。

(4)不整脈の原因はわからずじまい

血液検査、尿検査、レントゲン、心電図を順調にこなし、結果がわかるまでの時間ほど嫌なものはない。

妄想がどんどん膨らむ。

心房細動(しんぼうさいどう)や動脈瘤(どうみゃくりゅう)といった言葉が頭をかすめる。

もし入院となったら、仕事はどうしよう。フリーランスの身ゆえ、これから仕事は来るか。来なくなったら、露頭に迷う。

そんな心配を紛らわせるように、待合室では読書に没頭し、2時間と少し待って名前が呼ばれた。

診察室で医師は検査結果の用紙に一通り目を通し、レントゲン写真も眺めると、特に悪いところはない、と言った。

原因は不明。

さらに精密検査をしても原因がわかるかどうかは保障できないとも。

不整脈は健康な人でもなるという。

だから、薬はなし。経過をみるという。

私は少し混乱した。

でも、現に自分は胸に軽い痛みを覚え、強い不安に晒されている。

私は健康ではなくて病気なんだ。

出かった言葉を飲み込んだ。

「日常生活で何か問題があるか」

医師はそう言った。

仕事はちゃんとできているし、食事もできる。

入眠時に少し苦しいことがあるが、睡眠時間は確保できている。

だから、日常生活に支障をきたしているわけではない。

これでやっとわかった。

医者側からすれば、健康と病気を分かつものは、仕事や日常生活の睡眠、食事、排せつ、歩行などに支障をきたした状態のことをさす。

私などの患者からすれば、不整脈という症状があるから病気と判断するが、医師からすれば違う。

だから、薬も処方しない。

「不整脈は心因性ものもありますか?」

そう聞くと、不安なら精神安定剤を出しますが、と言われた。

いいでと断ると、副作用があるから(飲まないほうがいい)。

と返された。

ここまでの会話でみなさんはこの担当医にどのような印象を持たれただろうか?

さんざん検査して不整脈の原因をつきとめられないなんて、やぶ医者だ。

そう感じる人もいるだろう。

でも、それは医学は万能で、何でもわかるという過剰な医学(科学)信仰だ。

人間の体は医学でもわからないことが多い。

そして、病気と健康の境目も極めてファジだ。

一病息災という言葉があるように、健康な人でも1つや2つ、心身に何らかの問題を抱えている。

こうしたトラブルをうまく騙しだましして付き合いながら生活することが

健康寿命を長く維持する秘訣だ。

むしろ、過剰に医療が人間の体に関与すると、薬の副作用などでかえって悪影響を及ぼす。

この担当医はこうしたことを十に承知していて、このような対応を取ったのだろう。

だから、この医師の態度はとても良心的で科学的に映った。

ともあれ、異状なしを告げられて、素直に喜んでいいものか。

病院にやってきても、検査だけで治療は一切施さずに帰された。

取り合えず深刻な病気ではないことがわかって少し気は楽になったが、症状は少しも改善されていない。

微妙な気持ちで病院をあとにした。

「不整脈で悩んでいる自分/その②病院で医師に言われた一言」終わり


「不整脈で悩んでいる自分/その③病院で診てもらう際に気をつけること」

に続く

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