
合掌造りの集落で有名な、世界遺産白川郷は昨日降った雪で白く霞んでいます。
展望台からの雪景色に、豪雪地帯で身を寄せながら懸命に生きる人々の暮らしに思いをいたします。
今日は大晦日(おおみそか)。
感慨に浸っている時間はありません。
お店は5時にいっせいに閉まってしまので、スイーツを探しに急ぎましょう。
集落の入り口で最初に目に入ったのは、
飛騨牛メンチとコロッケの文字。

飛騨牛メンチをいただきます。350円也。
注文して揚げるまで時間がかかるため、番号札をもらいます。
待つこと10分で番号を呼ばれました。

揚げたてです。ホクホク湯気が出ているメンチにかぶりつきます。
ソースは付けない。
なかったからですが、私はふだんお弁当でメンチやコロッケを食べるときは、何も付けません。
あの中濃ソースはいけません。フライの味はなんでも濃いソースの味で一緒になってしまう。
具材の風味が損なわれるし、塩分も気になります。
ソースを付けないから、飛騨牛の肉とたまねぎの甘みがじんわりときて、美味しい。
フライは揚げたてに限る。
続いてみたらし団子も注文。こちらは1串100円。

関東圏のみたらし団子は、砂糖と醤油で甘辛く味付けがされていますが、こちらのものは、さっぱりと生醤油をからめて焼いただけ。
1串に5個の団子がついています。
関東圏では3個か4個。
でも、本来のみたらし団子は5個が一般的なんだそうです。
なぜだかわかりますか?
五体から来ているから5個、というのがその理由。
みたらし団子は、もとは神様にお供えする人形が起源で、頭と手足の五体だから5つ串にさした。
でも、団子が5個だと食べづらい。だから、1個減り、2個減りして、関東圏ではとうとう3~4個になったんだそうです。

合掌造りには雪景色が似合います。
2月には夜間、ライトアップされます。
白川郷観光協会ホームページより
https://shirakawa-go.gr.jp/events/lightup2019/

この青い光は、観光客が帰ったあとに点灯されるので、ここに泊まらなければ見れない。
次回はこの時期に白川郷の民宿に泊まって、ぜひ幻想的な青い光の集落を見てみたいと思いました。
【北陸シリーズvol.11】
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