リーフフィッシュはテレビで見たことがあるのだけれど、実際にこの目で見たことはなかった。
今回のサンシャイン水族館特別展で初めて見た。
リーフフィッシュの和名は「木の葉魚」といって、枯れ葉の置かれた水槽の中で展示されると、本当に葉っぱと見まがうほどだ。

水槽のガラスにピタッと張り付いた枯れ葉のように動かない。
面白いことに、どの魚も一様に左下に頭を向けている。
その整然としたさまは、アートしている。
この水槽だけ、時間が凍り付いてしまったような不思議な静けさを保っている。
このリーフフィッシュは本当に生きているのか。
ところが、水槽にエサとなる小魚を入れると、リーフフィッシュは生気を取り戻す。
ゆっくりとエモノのところに泳いで近づき、一気に襲い掛かり、相手を口の中に吸い込む。
その早業(はやわざ)は目を見張ります。
まるで、じっと動かずにいた子どもたちが、「だるまさんが転んだ」と唱え始めるや、一斉に動き出し、鬼にタッチするような勢いです。
この展示会場は非常に狭いスペースですが、水槽あり、動画ありで、説明文は完結にして要領を得ており、大変勉強になります。
料金600円ですが、内容は濃く、とても充実しています。
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