週一で訪れている東京都八王子市のルチアーノ・ジェラート。
このお店は行く度に新しいジェラートが置いてある。
こんなに頻繁に新商品が入れ替わるジェラート屋は日本広しといえども、ここだけなんじゃないか。
オーナーさんの研究熱心が伝わってきます。
さて、今日は柿のシャーベットを発見。
「柿の産地、静岡県敷地(しきじ)地区の藤見さんに大事に育てられた次郎柿を丸ごとソルベに仕上げました」
と説明書きにあります。
このルチアーノ・ジェラート八王子店のこだわりは、生産者との関係を大切にしているところにあります。
ジェラートの名前にもできるだけ生産者の名前をお借りして、顔写真も店頭に掲げています。
食の安全・安心には、このような「見える化」が大切です。
どんな生産者がどのような作り方をしているのか、わからないと消費者の不安が募ります。
国内の良心的な生産者が丹精に手をかけて作った農産物には、独特の風味と甘味があります。
これをうまく生かし、ジェラートに加工する。
これはシェフやパティシエの基本のように思います。この基本を愚直に貫いて、日々の仕事をこなしている料理人が何人いるでしょうか。
高い料金を取る高級レストランのシェフなら、時間と手間ひま惜しまずに新商品開発を行なっているでしょうが、たかだか(と言っては失礼ですが)、500円に満たない、お小遣いで買えるアイスに対して、これだけ手をかけてR&D(研究開発)をされているオーナーさんの情熱には敬意を表したいです。
この新商品。名前は「藤見さんの柿ソルベ」。400円也。
さて、肝心のお味は。
う~ん。もろに柿です。
柿そのものの味がフワ~ッときます。
濃厚な柿です。こんな柿柿したカキは今まで食べたことがない。
次郎柿恐るべし。
wikipediaで調べると、
「生産量は富有、平核無に次ぐ第3位である。
愛知県と静岡県で、全体の8割を生産しており、愛知県豊橋市が生産量日本一である。」
とあります。
そういえば、山梨県の富有柿(ふゆうがき)の柿狩りツアーがあることを思い出しました。
調べてみたら、11月の中旬に開催されていたみたいで、もう終わってしまってます。
よし、来年は行くぞ。
それから、冷たいスイーツに限らずに、季節の旬に合わせたスイーツを探訪する旅の食レポをこれから試みてみようと思います。
次回からは、シリーズとして、クリスマススイーツを徹底的に食べ歩きます。乞(こ)うご期待!
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