どら焼き<小倉あん>/帯広4品目 創作どらやき華どら秀月(北海道帯広市)

どら焼き<小倉あん>/帯広4品目 創作どらやき華どら秀月(北海道帯広市)

「十勝小豆を使ったスイーツを探しだせ」シリーズのいよいよ完結編です。

最終日の今日は、初めに、「小豆パウンドケーキ」を提供しているお店を探します。
住所は東3条南6丁目。駅から北側になります。
電信通り沿いにあるお店で、まだ雪が残る歩道をひたすら歩きます。
帯広はスイーツブームで湧く街で、少し歩けば、甘味を扱う何らかのお店を見つけることができます。
でも、中には閉店したお店もチラホラあり、激しい市場競争を肌で感じます。
お目当てのお店「クッキーハウスぶどうの木」は大丈夫だと思いますが、少し不安になってきました。
後でネット調べた情報を以下に書きます。
この「ぶどうの木」は、NPO法人十勝障がい者サポートネットが運営しているお店です。
北海道の働く障がい者が生産した商品や、その地域で行う労務提供について紹介する「ナイスハートネット北海道」によると、『障がいを持つ方の日中活動の一つとして、クッキーやパウンドケーキを中心とする焼き菓子を製造、販売しています。』とあります。
ありました。
お店に飛び込むように入ります。
女性スタッフに尋ねます。
「小豆パウンドケーキはありますか?」
置いていない、との答え。
品切れかと重ねて聞くと、今日は作っていないとのこと。
残念。
目論見が外れました。
代わりにきな粉を使った商品「きなボロ―」を勧められましたが、小豆しか眼中にないので、断りました。
「ナイスハートネット北海道」の記事を先に読んでいれば、購入したのにと悔やまれます。
このスタッフが勧めた「きなボロ―」(120円)と、「小豆パウンドケーキ」(180円)とはともに地元食材にこだわった商品で、帯広開拓130年を記念して2012(平成24)年11月5日より発売しているそうです。

http://www.denshindoori.com/2011budou/1104a1.jpg
小豆パウンドケーキ

http://www.denshindoori.com/2011budou/1104b.jpg
「きなボロ―」
http://www.denshindoori.com/2011budou/budou.html

何しろ価格が破格の安さなので、帯広に観光に訪れた際は、立ち寄ってみてください。
私が訪問した3月はまだ観光にはシーズンオフの時期なので、需要がないために製造していないんだと思います。
ゴールデンウイークになれば、置いてあるんじゃないかな。
購入する場合は、先に電話で問い合わせてみてくださいね。
電話番号 0155-25-9255

さあ、気を取り直して、リストの最後のお店を探します。
これまでは、クレープ、ワッフル、プリンパウンドケーキなどにの洋菓子を中心に固めてきましたが、小豆といえば、本来は和菓子の基本素材。
大福、金つば、もなか、お団子など小豆を使った和菓子はたくさんありますが、今回はどら焼きでいこうと思います。
店の名は「創作どらやき華どら秀月」
住所は東6条南5丁目18番地で、「ぶどうの木」を同じく電信通り沿いにあります。
通りをしばらく東に歩くこと数分で、目指すお店を発見しました。

サイロをかたどったお洒落な外観が目を惹きます。
店の雰囲気も活気がありそうでいいですね。
さっ十勝小豆の風味を一番感じられる商品を訪ねると、「小倉あん」と回答。これは当然ですね。聞くのが野暮でした。
さっそく注文します。
今回のどら焼きも十勝バス協賛の「スイーツめぐり券」で引き換えることができます。
買うと140円也。
少し冷やされているので、常温に戻ってからめしがってくださいとの旨。
そして、数時間後、宿に帰って、常温になってから撮影した写真が下の3枚です。そく入店してみると、ショーケースにたくさんどら焼きが飾られています。

袋越しの外観は普通のどら焼きですね。
大きさ、重さも標準サイズです。

包装から取り出した写真です。
少し不整形なのは、持ち帰る際にリュックサックに入れてたため。
丁寧に運ばずにすいません。
さらに、中身を割ってみました。
うるうるとした十勝小豆の艶とたっぷりの餡の感じがたまりませんね。

すぐにかぶりつきました。
伊藤園の「お~いお茶<濃いめ>」とともに食します。
やはり、和菓子の餡はお茶うけにぴったりです。
濃厚で小豆餡は、誤魔化すことのない直球の美味しさです。
秀月さんのどら焼きは140円とリーズナブルなので、お土産として全種類を買っておけばよかった。
いささか後悔の念がよぎります。

さあ、「十勝小豆を使ったスイーツを探しだせ!」はこれで完結です。1店は閉店、1点は品切れで、トータルの成績は3勝2敗。
このテーマの難しさを痛感しました。
若い人はやはり洋菓子に目が向きがちで、和菓子離れの傾向にあるのでしょう。
中でも小豆の一般的なイメージは地味なので、需要もそう多くはない。
でも、その地味で控えめな甘さが、小豆の真骨頂なのです。
特に十勝地方は、寒暖の差が大きく、ために豊かなコクと上品で風味のいい小豆をたくさん生産します。
小豆の国内自給率はわずか4%。
この中に十勝小豆の占める比重は大きい。
市場競争が激しいスイーツ業界にあって、高価な国産の小豆はどうしても敬遠されがちです。
聞くところによると、六花亭は社長の方針で十勝小豆を使わない方向に転換したということです。
コストか品質か。
これはスイーツ業界に限らず、フード産業全体が直面する大きな課題であることに間違いない。
環境保全や食品添加物の問題を考えるとき、地産地消が理想とされます。また、地方創生という時代の趨勢を鑑みる上でも、私は国産小豆、特に豊かな自然の風土が生み出す十勝小豆をこれからも応援して、暖かく見守り続けたいと思います。

どら焼き<小倉あん>、創作どらやき華どら秀月、北海道帯広市)

甘さ:甘いくない

味:5点

見た目・ボリューム・インパクト:3点

C・P(140円):4点 価格は2016年3月時点

オリジナリティー:4点

総合評価:4.0点

評価は5点満点中

ワンポイント・コメント

小豆和菓子の王道のどら焼き。小細工なしの直球勝負の味。強靭な舌で打ち返せ!

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