スイートコーンの山に埋もれてスイートな夢を見させてくれる炒飯

スイートコーンの山に埋もれてスイートな夢を見させてくれる炒飯

前日、ビート資料館の解説員の方から芽室には十勝コーン炒飯なるものがあるという情報をキャッチ。
スイートコーンがこれでもか、というぐらいにてんこ盛りに乗せられていて、
どっさりコーンの山をかき分けかき分け、崩し崩しして、ようやく炒飯にたどり着くというシロモノだそうです。
帯広と言えば豚丼が有名で既に全国区になっていますが、
コーン炒飯は初耳で、何やらB級グルメ感満載で、俄然、興味をかきたてられました。
帯広のターミナルからバスに揺られること40分ほどで目的地に到着。

お目当てのコーン炒飯のお店「あかずきん」に入ります。
目的のものを頼むと、メニューにコーン炒飯のルールが記載されていました。
少し長いですが引用します。

①正式名称は「十勝芽室コーン炒飯」とする
②芽室で作ったスイートコーンをたっぷり使う
③炒飯の味付けは、特性コーンバター(コーンの搾りかす入り)を使用する
④スイートコーンはバターしょうゆで味付けをし、すべて後載せにする
⑤卵2個を必ず使用し、出来上がりは黄色を意識する
そのほかの具材については、各店自由とする(なるべく、芽室産、十勝産の農畜産物を使う)
⑥お米は北海道産「きらら397」を使用する
⑦スイートコーンを使ったスープを付ける
⑧新鮮な野菜サラダを付ける
⑨器は白の丸皿とする
⑩価格は980円以下(税込み)とする

どうですか。この定義の厳格さ、緻密さ。
世にご当地グルメは数あれど、そのほとんどは、ブームにあやかったまがい物のオンパレード。
さらに、ご当地グルメとは名ばかりで、他県や外国産の食材を用い、味付けや規格もバラバラ。
これでは、ブームに乗って、一発当てて、ひと儲けをたくらもうという商魂が見え見えで、
これに踊らされている消費者は鴨ネギにされている。
芽室町が「十勝芽室コーン炒飯」を売り出したのには、きちんとした理由があります。
この町がスイートコーンの生産量日本一だからです。
以下、JA芽室のホームページから引用します。
「芽室町のスイートコーンは昭和46年に加工工場が建設されたのをきっかけに作付けが増え続け、
今では面積・生産量とも日本一の産地です。」
スイートコーンの写真はJA芽室のホームページより転載

http://www.ja-memuro.or.jp/agri/farm.html

町おこしのために、無理やりこじつけたご当地グルメは数あれど、この炒飯は、
まさに芽室でこそ作られるべくして作られた、大義名分のある由緒正しき炒飯なのであります。
店員さんに「コーン炒飯ください」と頼むと、どれにしますか、との声。
???
改めて伺うと、「ノーマルAセット」「とんかつのせBセット」「コーン入りウインナーのせCセット」の
3種類あるということ。私は素直にノーマルのAを注文しました。920円也

さあ、到着。
噂にたがわぬコーンの量です。
炒飯のてっぺんには「十勝芽室コーン炒飯」と印字された小旗が立てられています。
食べ進めても、なかな炒飯にたどり着けません。
スプーンですくってもすくってもコーンの山。スープにもコーンが入っていますね。
甘くてフレッシュ。スイートコーンの名称が嘘じゃない。

やっと炒飯が顔を見せますが、コーンとの相性は抜群です。炒飯特有の油っぽさも感じない。
コーンが多いので、サラダ感覚で食べることができて、なかなかヘルシーです。
しかも、野菜サラダやデザートのヨーグルトまでついている。
ふつう、炒飯というと、男メシの部類です。これなら、若い女性や子どもさんにも喜んで食べてもらえるでしょう。
これでもか、というコーンの量ですが、飽きずに最後まで完食しました。
このお店はとんかつ屋さんで、各種のとんかつのほか、豚丼もメニューにあります。
なかなかここまで来る機会がないので、この際にと思って、上ロース豚丼ハーフ(1130円)を追加で注文しました。

こちらは、たぶんご飯の量がハーフなのでしょう。
肉はたくさん入っています。良質の脂がのった高級豚肉を使用していることがわかります。
弾力のある肉に少し濃いめのタレがよく合います。
先ほど炒飯を完食したばかりなのに、どんどん箸が進みます。
帯広市の豚丼の老舗「ぱんちょう」にひけをとらない味と肉の量です。
ここは仕入れの肉がいいのでしょう。おそらく、メインのとんかつも美味いはず。
いつ再訪できるかわかりませんが、次回はとんかつも食べてみようかな。
とにかく、「あかずきん」はラーメンもあってメニューが豊富で、地元の方々に大変重宝され、
愛されている店だということがわかりました。
「十勝芽室コーン炒飯」の旗をこれからも、ずっと守っていってください。

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