先日、用事があって麻布十番に出かけた。
菓子屋の看板につられて、ふらりと入ったお店が
「豆源」という幕末から続く老舗。
豆菓子がなんと100種類以上も置いてある。
父が豆菓子が好きなので、つい詰め合わせを買ってしまった。
カシューナッツにピーナッツなど、いろいろと楽しめて嬉しい。
その父もすっかり歯が悪くなり、好物の豆菓子も
固くて食べられなくなってしまった。
豆菓子の美味しさは味というより、
カリッとした歯応えの快感。
味覚というのは、甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」の
5つだけではなくて、
歯ごたえの食感も大切な要素だとつくづく思う。
きちんとした料理人はしっかりそれがわかっていて、
アクセントにナッツを入れたりしている料理に出会うと
こちらも、大きく頷いてしまう。
中華料理でクワイやユリ根を入れるのは、そういうことだと思う。
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