●アイスクリーム屋の一言に島の命運を揺るがす背景が込められていた
西表島の北の玄関口、上原港に「ゆりみな」という売店があります。
お土産物や飲み物、お菓子そして、ジェラートを売っています。
これは食べるっきゃないでしょ。
黒糖ラムレーズン、350円也を購入。
代金を支払うとき、売店のお姉さんがひとこと言いました。
「容器はこちらで回収します」
だいたい、観光地のアイスクリーム屋にはゴミ箱がない。
容器だけじゃなく、店で買わなかったゴミも捨てられて、コストや手間がかかるからゴミ箱がない場合が多いのだけれど、お客は食べ終わったら、何も言われなくても空の容器を店のスタッフに手渡す。
これが暗黙のルールだ。
それなのに、この店では、カップアイスを買うごとに、店のお姉さんはお客さんに、いちいち言っている。
「容器はこちらで回収します」
ていうか、言わされている。
誰に?
実は、この一言が島の命運を揺るがす大きな意味が込められていたことを知るのは、もっとあとのことであった。
ともあれ、さっそく港で撮影。
そして試食。
黒糖ラムレーズンと謳っているけれど、あまり黒糖の味がしません。それとラム酒の味も。
不味くはないけれど、何だか、特徴のない味ですな。
ミルク味にほんのりラム酒の香りがついている。
どう表現したらいいか、迷っているうちに1個ペロリと食べちゃいました。
あの「パーラー美々」さんの生マンゴージュースで感動したあとだから、どうしても印象が薄くなってしまうのは仕方ありません。
後日、確認のためにもう一度立ち寄って違う種類のマーハル・ジェラートを買って食べることにしました。
ちなみに、マーハルとはインドの王様を祀る霊廟建築タジマハルのことだと思ったが、違いました。
西表島の古見の方言で「おいしい」という意味だそうです。
マーハル・ジェラート・黒糖ラムレーズン(沖縄県八重山郡竹富町西表島)気温20度
甘さ:普通
味3点
見た目・ボリューム・インパクト:3点
C・P(350円):2点 価格は2016年3月時点
オリジナリティー:3点
総合評価:2.8点
評価は5点満点中
ワン・ポイント・コメント
普通のアイス。もうちょっとインパクトが欲しい。もっと頑張って島の名物になってほしい。
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